山手線路線図NAVI > JRの運賃 商品一覧 >> Suicaが世界を変える JR東日本が起こす生活革命

JRの運賃 商品

私たちが普段よく利用する鉄道。この鉄道にはいろいろな会社や運営元がありそれによってやはり運賃は変わってきます。私がよく利用する山手線の運賃は初乗り(最低運賃)が130円で、その後に150円、160円・・・と増えていき、最大で250円となります。通常電車とは遠くへ行くほど料金がかかりますが、山手線は輪状な路線図なために、一番遠いところとは乗車駅の真反対の駅となり、それ以上の料金は山手線に乗っている以上発生しないのです。はたまた都営電鉄は初乗りが170円、東京メトロは初乗りが160円とまちまちなのがわかります。また会社が違う電車を乗り継ぐときは一度改札を出て再び初乗り料金を支払わなければならないため、できれば同じ会社で電車を乗り継いだほうが良いといえます。

「便利」の前に「苦労」あり・・・

 Suicaを立ち上げるときの苦労話がぎゅっと凝縮された一冊です。

 世界に誇る電子切符システムであり、電子マネーであるSuicaがどのように実現されたかを追体験できます。

 技術者魂が感じられる一冊です。

出改札自動化の歴史

 筆者はJR東日本の現役幹部で、技術設備系の出身。本書も大半はSuica誕生に至るまでの技術的な歴史で、戦後の自動券売機導入から磁気券による改札自動化、そしてSuicaによる改札IC化、更にはPASMOとの相互開放までを書き起こしていく。

 日本には世界に例を見ない都市鉄道網が形成され、ラッシュ時の乗降客数、精緻なダイヤ、距離別運賃制などインフラの完成度は高い。その中で出改札の効率化を長年追求してきた結果としてSuicaが導入され、ついには電子マネー普及の端緒とまでなっている。

 ただできれば、技術史だけでなく電子マネーの経済的な側面、小売業にもたらすマーケティングインパクトにも言及してほしかった。その辺はただいま展開中なので、企業秘密なのだろうか。

ビジネスマン必読の良書!

筆者は講演で「日本の鉄道はこれまで二度世界を変えた」という話をするそうだ。
一度目は新幹線による世界初の高速鉄道の実現。
二度目は意外だが、民営化だった。
日本の民営化成功後に世界中の鉄道が民営化へと移行し始めたのだそうだ。
「三度目に世界を変えるものは何か。SUICAが晴れてそう呼ばれる日まで、SUICAのチャレンジは続いていくだろう。」という文章で筆者はペンをおいている。

SUICAの成功には、「絶対に実用化するんだ!」という技術者たちの夢と信念と意地があった。
夢に挑戦することのすばらしさと、壮大なプロジェクトを完成させるまでの克明なステップが描かれ、なぜ成功したのかが伝わってくる。

反対に、特にシステム統合でトラブル続きの金融関係者には、真っ先に読んでもらいたい良書である。

いつも便利に使ってるけど、大変だったのね。

産みの親から見たsuica開発プロジェクトのお話。
「生活革命」などと仰々しいサブタイトルだが、内容は技術的な話が多く、
技術的素養がないと読み難いかもしれない。
suicaはICカードそのものというより、情報システム/社会インフラの側面が強いようだ。
切符が駅の外に世界を広げていくのだから、ネットワークが肝となるのは必然か。
私は元SEなのだが、本書を読んで、稼働当日朝の緊張感を思い出した。

線路のネットワークが人とお金のネットワークをかたちづくり、ひとつの大きな経済圏が構成されていく。
著者が多くの課題をひとつづつ克服していったからこそ、
現在の電子マネー1位の地位があるのだろう。

世界最高のシステム構築までの努力に感動!やっぱり、まじめにコツコツが成功の秘訣!

難しいビジネス書かと思ったら、全く違った。Suicaに関わる技術的な内容を盛り込みながら、どのようなプロセスでSuicaが誕生したか、また今後の展開まで分かり易く順序立てて書いてあり、興味深く一気に読んでしまった。特に開発者の苦労や努力がひしひしと感じられて胸が熱くなった。「困難があるほどやってやろう」という作者の言葉が、心に残った!